【徹底比較】西南学院大学・福岡大学のおすすめ選択科目を解説

「選択科目をどれにするか迷っている」
「国語・英語が苦手なので選択科目で高得点を取りたい…」

このようにお悩みでしょうか?

西南学院大学・福岡大学を志望する受験生から毎年多くの相談を受けるのが「選択科目の選び方」についてです。

本記事では、西南学院大学・福岡大学のおすすめ選択科目について解説します。

菱田先生

ぜひ参考にしてください!

目次

西南学院大学と福岡大学の選択科目(文系)

まずはじめに、西南学院大学と福岡大学の受験科目について紹介します。

西南学院大学と福岡大学は、英語・国語(現代文・古文)・選択科目の3科目で入学試験を受けることができます。

両校で選択できる科目は同じで、以下の通りです。

日本史B・世界史B・政治経済・地理B・数学(数I・数A・数II・数B[数列・ベクトル])

この中から1科目を選び、国語・英語を含めた3科目の得点で合否が判断されることになります。

西南学院大学と福岡大学のおすすめ選択科目

では、本題であるおすすめ選択科目について紹介します。

ここでは、以下の3つに分けておすすめを解説します。

  • 西南学院大学と福岡大学のどちらも受験する場合
  • 西南学院大学のみ受験する場合
  • 福岡大学のみ受験する場合

時事問題の量暗記量など様々な観点をS~Bで評価をつけていきます。

※文系の受験生を想定しているので、数学は省いています。

西南学院大学・福岡大学どちらも受験する場合

西南学院大学・福岡大学の両校を受験する場合、おすすめの選択科目は日本史と世界史です。

西南学院大学と福岡大学には偏差値に少し差がありますが、日本史・世界史試験の難易度はほぼ同レベルです。暗記の量は他の科目と比べて多いですが、問題自体は難しくないため、高得点を狙いやすいです。

西南学院大学のみ受験する場合

次に、西南学院大学のおすすめの選択科目は、日本史と世界史です。

おすすめ度高得点の取りやすさ暗記の量時事問題の有無
日本史BSSB(多い)なし
世界史BSSB(多い)なし
政治経済AAS(少ない)あり
地理BBA(普通)あり

出題される時代や地域に偏りはないため覚えるべき量は多いです。しかし、問題の難易度は易しく、時事問題も出題されないためきちんと暗記さえすれば高得点を目指すことができる科目です。

また、時事に詳しい方や、中学校の公民が得意だった方には政治経済もおすすめです。

普段から意識してニュースや新聞を読んでいれば時事問題に簡単に答えることができる上に、公民の授業が得意であった受験生は追加で暗記する量が少なく済むからです。

それぞれの科目の特徴を解説します。

日本史B

  • 問題形式:一問一答・正誤問題・並び替え問題
  • 問題レベル:標準

西南学院大学の日本史は一問一答、正誤問題、並び替え問題が出題されます。基礎的な問題が中心で、問題のクセもあまりないためおすすめの選択科目です。

ただし、全時代から出題されるため、政治経済や地理と比べると暗記すべき量が多いです。日本史選択をしていて、日本史に苦手意識がなければおすすめです。

関連記事:西南学院大学・日本史の難易度や出題傾向は?解き方のコツや参考書も紹介!

世界史B

  • 問題形式:一問一答
  • 問題レベル:標準

西南学院大学の世界史はすべて一問一答で出題されます。

日本史と同様、基礎的な問題が多く、出題のクセもあまりないため、おすすめの選択科目です。

ただし、全時代・全地域から出題されるだけでなく、文化史を詳しく出題される場合もあるため、覚える量は多いことは覚悟しておきましょう。

関連記事:西南学院大学・世界史の難易度や出題傾向は?解き方のコツや参考書も紹介!

政治経済

  • 問題形式:一問一答・正誤問題・論述問題・計算問題
  • 問題レベル:やや難

西南学院大学の政治経済は一問一答・正誤問題・論述問題・計算問題など様々な形式で出題されます。

一問一答では細かい用語の違いが問われますが、しっかりと用語の違いを理解しておけば対応可能です。暗記すべき量は少ないため、暗記が苦手な方には特におすすめです。

150字の論述問題が毎年1題ありますが、問われる内容は難しくないので基礎の勉強をしておけば対応可能です。

しかし、気をつけて欲しい問題は、時事問題です。日頃からニュースなどを見て情報収集していない限り、時事問題が解けないため、高得点を狙いにくいです。

とはいえ合格点(8割前後)ならば最短で狙える科目なので、日本史・世界史がどうしても苦手で覚えられないという受験生は検討しても良いでしょう。

地理

  • 問題形式:一問一答・資料読み取り問題
  • 問題レベル:やや難

西南学院大学の地理は、一問一答では細かい用語の違いが問われます。

資料の読み取りについては、地図問題、統計問題など様々な形式で出題されます。年によって出題形式が大きく異なるため、単純な暗記だけでは対応できないのが特徴です。

福岡大学のおすすめ選択科目

福岡大学は各科目の難易度の差があまりないです。そのため、特に「これさえ選んでおけば安心」という選択科目はありません。

おすすめ度高得点の取りやすさ暗記の量時事問題の有無
日本史BAAB(多い)なし
世界史BBAB(多い)なし
政治経済AAS(少ない)あり
地理SAA(普通)あり

ただし、時事に詳しい方や、中学校の公民が得意だった方には政治経済がおすすめです。

普段から意識してニュースや新聞を読んでいれば時事問題に簡単に答えることができる上に、公民の授業が得意であった受験生は追加で暗記する量が少なく済むからです。

では、それぞれの科目の特徴を解説します。

日本史B

  • 問題形式:一問一答・正誤問題
  • 問題レベル:標準

福岡大学の日本史は一問一答・正誤問題が出題されます。基礎的な問題ですが、正誤問題が多いため知識の整理が不可欠です。

世界史B

  • 問題形式:一問一答・正誤問題・論述問題
  • 問題レベル:標準

福岡大学の世界史は一問一答・正誤問題・論述問題で出題されます。難易度はそこまで高くないですが、正誤問題が多いため知識の整理が不可欠です。

また、論述問題も30字程の問題が出題されますが、問われる内容は難しくないので基礎の勉強をしておけば対応可能です。

政治経済

  • 問題形式:一問一答・正誤問題・計算問題
  • 問題レベル:やや難

福岡大学の政治経済は一問一答、正誤問題・計算問題で出題されます。

一問一答では細かい用語の意味の違いが問われます。しかし、政治経済の性質上覚えることが少ないので、しっかりと用語の違いを理解しておけば対応可能です。

また、福岡大学は経済分野が頻出で、計算問題の出題が多くなっています。

さらに、西南学院大学と同様に、時事問題には気をつけましょう。日頃からニュースなどを見て情報収集していない限り、時事問題に解答するのは難しいです。

とはいえ合格点(6~7割前後)ならば最短で狙える科目なので、日本史・世界史がどうしても苦手で覚えられないという受験生は検討しても良いでしょう。

地理

  • 問題形式:一問一答・正誤問題・資料読み取り
  • 問題レベル:標準

福岡大学の地理は、一問一答・正誤問題・資料読み取り問題が出題されます。特に、地誌の一問一答の問題が多いため、比較的点数が取りやすいです。

ですが、時事問題の出題も増加傾向にあります。

福岡大学の合格点を狙うだけならば、覚える量も日本史や世界史と比べて比較的少ないため検討しても良いでしょう。

まとめ

西南学院大学・福岡大学のおすすめの選択科目を紹介しました。

もちろん、好きな科目・興味のある科目を選択するのが一番効率よく成績を伸ばせるため、好きな科目を選ぶのが1番です。

とはいえ、選択科目にこだわりがなく、できるだけ高得点を取れる科目を選びたいという方も多いでしょう。その場合、暗記さえすれば高得点を狙える日本史と世界史がおすすめです。

西南・福大専門塾」では、西南学院大学と福岡大学に合格するためのノウハウを個別で指導しています。気になる方はチェックしてみてください。

菱田先生

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