福岡大学・英語の難易度や出題傾向は?解き方のコツや参考書も紹介!

「福岡大学の英語が気になるけど、どんな問題が出るかわからない…」

「英語がどうしても苦手で、解き方のコツを知りたい…」

菱田先生

このようにお悩みでしょうか?

本記事では、10年分の過去問を実際に解いた講師が、福岡大学の英語について徹底解説しています。

試験時間や難易度などの基本事項はもちろん、おすすめの解法や便利な参考書も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

福岡大学英語の概要

まずは福岡大学の英語の試験時間、大問数、難易度を紹介します。

福岡大学の英語の試験は、年度による形式や難易度の変化がないため対策がしやすいです。

試験時間70分
大問数5題
難易度

英語試験時間・理想時間配分

過去10年間、問題の傾向がほとんど変わっていません。以下の時間配分を参考にしながら過去問を解いてみましょう。

福岡大学の入試傾向
大問問題傾向理想時間配分
大問1下線部和訳10-15分
大問2長文読解20-25分
大問3文法問題5-10分
大問4発音アクセント問題3-5分
大問5並び替え問題15分

学部・日程による違い

英語は、基本的には全学部(文系)同じ傾向・難易度の問題です。前期日程・系統別日程による差もほぼないため、同じ対策で問題ありません。

ただし、系統別日程は学部によって各科目の配点が変わるの注意しましょう。

福岡大学の難易度

「私立大学の入試問題って難しそう…」というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?そこで、福岡大学英語の難易度と、特に難しい問題を紹介します。

全体の難易度

福岡大学の英語の難易度は「共通テストより易しい」です。

長文問題のレベルも標準的で、共通テストに比べて圧倒的に時間の余裕があります。そのため、共通テストよりも易しいと感じる受験生がほとんどでしょう。

しかし、文法問題や発音アクセント問題、下線部和訳など様々な形式の問題が出題されます。そのため、文法や解釈を理解し暗記をしておくことが重要です。

特に難易度が高い問題

◆並べ替え問題

並べ替え問題は、不要な一語を処理するのが難しいです。

似たような表現にだまされないよう、過去問のやりこみが必要になります。

福岡大学・英語の合格点

得点調整が入っていることもあり、正確な合格最低点は公表されていません。

しかし、毎年教えている感覚上、全科目平均で6割5分(偏差値の高い学部は、全科目平均で7割弱)をとれていると安心です。

では、英語ではどの程度点数をとればよいのでしょうか。本章では目安となる点数を説明します。

目標にすべき点数

福岡大学の合格ラインは、3科目の平均が6割5分前後です。そのため、英語の目標点も6割5分に設定すべきです。

偏差値の高い学部を志望する場合、7割を目指しましょう。福岡大学の英語は満点をとることは難しいですが、基礎を徹底していればじゅうぶん8割も狙えます。

最低でもとりたい点数

英語が苦手でなかなか点数が伸びない…」という方は、5割5分を目標にしましょう。

この点数さえとれれば、他の科目でカバーできるはずです。

福岡大学・英語の出題傾向と解き方のコツ

福岡大学の英語は、文法語彙問題が非常に多いです。問題の半分が文法語彙問題と言っても過言ではありません。語法・イディオムの暗記の徹底に努めましょう。

以下、英語の問題形式と難易度を表にまとめました。

福岡大学の出題傾向
問題形式難易度
下線部和訳標準
長文読解
文法問題標準
発音アクセント問題標準
並び替え問題やや難

それぞれについて順番に説明します。

大問①下線部和訳

下線部が引かれた英文を日本語に訳す問題です。いきなり下線部だけを読んで問題を解くのではなく、必ず下線部前後の文を読み、文脈を理解した上で解きましょう。

和訳問題では、正確に文章のSVOCを理解できているかが問われています。修飾部分がどこにかかっているかを意識した解釈や和訳をすることで高得点が狙えます。

大問②長文読解

長文読解には、内容一致と空欄補充の2つのパターンの問題があります。日程によってどちらかが出題されるので、どちらにも対応できるように対策を進めましょう。

内容一致

長文の内容と一致する選択肢を選ぶ問題です。

基本的に長文の順番通りに問題が出題されるため、1つ段落を読むごとに選択肢に目を通して、分かるものから吟味していきましょう。必要であればもう1度本文を読み、選択肢を再度吟味しましょう。

選択肢の固有名詞や年号に注目しながら、長文を読むことで、選択肢の根拠が書かれている場所が分かり、解きやすくなると思います。

空欄補充

長文内の空欄に入る単語を答える問題です。空欄に入るものを推測するには、空欄を含む一文をよく確認しましょう。

たとえば、

  • 空欄の前に動詞があれば空欄の中は名詞が入る
  • 前置詞の後ろは名詞が入る。

というふうに推測ができます。

大問③文法問題

4択の文法問題の難易度はそこまで高くないです。文法の参考書を一冊完璧にしておくことで対応可能です。

他の年は出題されていませんが 、2021年に適していないものを選ぶ問題が出題されています。ほとんどの過去問は適しているものを選ぶ問題ですが、ミスがないように問題文を確認するようにしましょう。

大問④発音・アクセント問題

配点は決して高くはないですが、よく出題される単語はチェックしておくことが高得点のコツです。

発音問題

基本的な単語の発音を問われています。細かい発音の違いを問うているわけではないです。そのため、単語帳の単語を発音しながら覚えていきましょう。自分なりの読み方ではなく、正しい発音で覚えておくことが重要です

アクセント問題

発音問題と同様に、基本的には単語帳の単語を発音しながら覚えていくことで対応可能になります。

アクセントの場合は、発音と違いルールがあります。

例)-(s)tion, -cion, -sion, -gionの直前の音節にアクセントがあるもの
-ion:condítion, expectátion, quéstion,opínion など(例外:télevision )

このようなルールがいくつかあるので、そのルールを使いながらアクセントを覚えていきましょう。例外もありますが、ルールに基づいて覚えるようにしましょう。

大問⑤並び替え問題

使わない語句が各問に1つ含まれていることに注意しましょう。使わない語句が入っていますが、通常の並び替えと同じ解き方で解けます。

並び替え問題はSVOCを意識しながら解くことが大切です。以下の手順を意識するとよいでしょう。

  1. 日本語ベースでどこからどこに修飾しているかを確認してカタマリを作る
  2. 動詞を見つける→主語動詞の関係を見つける(この時に、3人称単数のs、時制に注目しましょう
  3. 1で見つけたカタマリを英語で作っていく
  4. 並び替えた文にSVOCを振って、解釈的に文が成り立っているかを確認しましょう

まとめ

今回は、福岡大学英語の試験のよく出る問題と解答方法の紹介をしました。

福岡大学の英語は目標6.5〜7割をとることが理想です。ただし、やみくもに過去問を解くだけではなかなか点数は伸びません。

本記事で紹介した解き方のポイントを参考に、ぜひ過去問にチャレンジしてみてくださいね。

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